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自宅療養する患者やその家族に電話で健康状態を聞き取る保健師ら。感染者数の増加で負担が増す=姫路市坂田町
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自宅療養する患者やその家族に電話で健康状態を聞き取る保健師ら。感染者数の増加で負担が増す=姫路市坂田町
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 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大に伴い、兵庫県姫路市でも患者の疫学調査や健康観察を担う保健所の負担が増している。同市では1日の新規感染者数が200人台で推移し、職員が残業して患者から症状や行動歴を聞き取る。自宅療養者も14日からの1週間で約1100人増加。患者の大半は軽症のまま治癒するとされるが、保健師らは体調の急変を見逃さないように気を配る。(田中宏樹)

 同市では今月12日から新規感染者が急増。19日には過去最多の287人に上り、感染拡大に歯止めがかかっていない。自宅療養者は14日時点で189人だったが、1週間後の21日には1275人まで増加。第5波のピーク時を471人上回り、過去最多となった。

 市保健所は医療機関から新規感染者の情報を受け取ると、当日中に保健師らが本人や家族に電話で連絡。感染経路や接触者などを調べ、症状を見極めた上で重症化リスクを判断する。

 流行「第6波」に入った1月中旬からは、市役所や各地の保健センターで勤務する保健師らが通常業務を終えた後に応援に入る。パソコンへの入力作業は市役所の事務職員の手を借りる。それでも、保健師らは夜まで調査に追われ、正木典子副所長(57)は「感染拡大が続けば、マンパワーが足りなくなる」と訴える。

 さらに、市保健所は自宅療養者に対応するため、保健師らでつくる「在宅療養者サポートチーム」の活動を再開。職員6人が患者の容体を把握するため、日中は電話をかけ続ける。

 昨年夏に始まった第5波と異なり、第6波は今のところ発熱が続いたり息苦しさを訴えたりする患者はほとんどいない。症状の悪化が見込まれる患者宅への訪問も1件にとどまる。自宅療養者の症状を一元化できる厚生労働省のシステム「ハーシス」を1月に導入し、負担軽減にもつなげた。

 だが、感染は経験したことがない速さで拡大し、保健師らの不安は増す。サポートチームの一人は「自宅療養者がさらに増えると、必要な患者に漏れなく電話ができるのかといった心配が出てくる」と話した。

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