兵庫・姫路出身の絵本作家長谷川集平さん(66)の表現活動をたどる企画展「絵本作家長谷川集平の仕事展 絵本デビュー46年のキープ・オン・ロッキン」が姫路文学館(姫路市山野井町)で開かれている。森永ヒ素ミルク中毒事件をテーマにした「はせがわくんきらいや」でデビュー後、絵本の技法を突きつめ、子どもの内面や心理に迫った作品を発表してきた長谷川さんの作品群に浸ることができる。
同館の開館30周年記念事業の一環。「はせがわくん-」の全19枚など、自身が厳選した絵本原画約80点や下書き、写真など計約230点を展示。子ども時代の文集や写真、表現技法について記したノートなど、創作のルーツをたどる資料類も並んでいる。会場で絵本は手にとって読むことができ、温かくも率直な表現で子どもの成長や人間愛を描いた作品群が楽しめる。
長谷川さんは、姫路東高から武蔵野美術大に進学。自身の経験も織り込み、乳児期にヒ素中毒被害に遭った子どもを描いた「はせがわくん-」でデビューしたのは21歳の時だった。
その後、特撮映画を意識し、怪獣が街を破壊する「トリゴラス」や、阪神・淡路や東日本大震災をテーマにした作品を発表してきたほか、評論やロック歌手など多彩な活躍を続けている。
初日の15日には長谷川さんが講演した。相生出身の叔父が「キューポラのある街」などで知られる映画監督の浦山桐郎さんで、映画の技法から影響を受けたと話し、場面をつなぎ合わせて一つの印象を作る「モンタージュ」などを例に挙げた。
「姫路には九州からの転校生が多く、作品にも多く登場させた」と明かし、浦山さんのように「いつか映画を撮ってみたい」とも語った。
長谷川さんは取材に「展示を見て私もたくさんの発見があった。初期のころの突っ張った、けんか腰のような作風はまさに播磨の気風だね」と笑顔を見せた。
3月21日まで。午前10時~午後5時。3月21日を除く月曜と2月24日は休み。一般310円。姫路文学館TEL079・293・8228
(井上 駿)

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