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改装中の「家島ハレテラス」からの眺望を確認する中西和也さん=姫路市家島町真浦
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改装中の「家島ハレテラス」からの眺望を確認する中西和也さん=姫路市家島町真浦
家島の魚介類などを使ったカフェ「スコット」の料理=姫路市家島町真浦
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家島の魚介類などを使ったカフェ「スコット」の料理=姫路市家島町真浦

 播磨灘に浮かぶ家島本島(兵庫県姫路市家島町)で、空き家を宿泊施設に改装する工事が進んでいる。2011年に移住して島の観光ガイドとして活動する中西和也さん(36)が、これまでの取り組みの集大成と位置付ける1棟貸しの素泊まり宿。「島の日常は街の非日常」をテーマに家島の魅力を観光客へ伝えてきた案内人は、新型コロナウイルス禍の収束後を見据えて意欲を高めている。(大山伸一郎)

 姫路港を出港して30分。4月オープンを目指す「家島ハレテラス」は、真浦港から徒歩2分の斜面に立つ。築36年の木造2階建て4LDKで、延べ床面積は約150平方メートル。南向きの窓の外には湾内の風景が広がり、目の前には中西さんが18年から運営するカフェ「スコット」もある。

 3年前から島民と空き家対策協議会を立ち上げ、移住や利活用を促進してきた中西さんは、「来島客にもっとゆっくり島暮らしの魅力を感じてほしい」と考え続けてきた。当初は多くが一堂に会するゲストハウスを計画していたが、新型コロナ拡大により予定を変更。定員12~16人の1棟貸し施設として1月から内装工事に入り、宿泊施設として必要な消防設備も準備を進めている。

 食事は宿泊客による調理のほか、カフェの利用も想定。昨年移住し、家島の魚介をふんだんに使ったメニューでもてなすシェフの立道(たてみち)貴士さん(34)は「地元のお客さんは島の魚のおいしさを知り抜いている。そんな中で受け入れてもらえたことがうれしい。島外の人にもじっくり味わってほしい」と笑顔で語る。

 スタッフら移住者の笑顔に島の魅力を再確認したという中西さんは「ここに住む人たちとの交流も通じ、何気ない島生活にのんびり浸ってもらえたら」とPR。クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」での寄付を3月1日まで受け付けており、額に応じて体験ツアーやディナー券、水産加工品などの返礼品もある。

 中西さんが経営するいえしまコンシェルジュ合同会社TEL079・240・9138

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