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解禁後、初の対外試合が開かれた東洋大付属姫路高校野球部のグラウンド=姫路市打越
解禁後、初の対外試合が開かれた東洋大付属姫路高校野球部のグラウンド=姫路市打越

 高校野球の対外試合が解禁された5日、18日開幕の選抜高校野球大会に出場する東洋大付属姫路高校(兵庫県姫路市書写)の野球部が、同市打越のグラウンドで滝川第二高校(神戸市)との練習試合に臨んだ。春の陽気に包まれたグラウンドには選手の保護者やファンの姿も。冬の厳しい練習を乗り越え、たくましく成長したチームの活躍を見守った。

 グラウンド全体を見渡せるベンチに座り、試合を真剣に見つめる女性2人。「一緒に試合を見に行くのが楽しみなんです」。2人とも岡部虎尉(とらい)主将の祖母で、岡部富子さん(73)=姫路市=は父方、梅宮慶子さん(70)=同市=は母方だ。「久々に試合で頑張る姿を見ることができてうれしい」と富子さん。梅宮さんも「下半身がより太くなった。ずっと練習を頑張っていたんだな」と、孫の成長に目を細めた。

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