避難１１年、心境語り合う 福島原発事故で関西に移住、１０人が姫路で交流会

2022/3/8 05:30神戸新聞NEXT

東日本大震災から１１年を前に思いを語り合う斎藤英子さん（右端）や、安藤栄作さん（右から３人目）ら＝姫路市北条永良町

　東日本大震災から１１日で１１年になるのを前に、東京電力福島第１原発事故で福島県から関西へ避難した人たちの交流会が６日、兵庫県姫路市内であった。いわき市沿岸部の自宅兼アトリエが津波で流され、奈良県に拠点を移した彫刻家安藤栄作さん（６０）が自身の体験を伝え、避難者約１０人が現在の心境を語り合った。（田中宏樹）

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