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テープカットで祝う病院関係者ら=姫路市神屋町3
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テープカットで祝う病院関係者ら=姫路市神屋町3
診断と治療を同時にできるハイブリッドER=姫路市神屋町3
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診断と治療を同時にできるハイブリッドER=姫路市神屋町3

 兵庫県立病院では最大規模となる736病床と34診療科を備える「はりま姫路総合医療センター」(同県姫路市神屋町3)で23日、開院記念式典と内覧会があった。5月1日の開院を前に医療関係者ら約250人が参加。播磨圏域で3次救急や高度専門医療を担う中核病院の誕生を祝った。(森下陽介)

 老朽化した県立姫路循環器病センターと救急医不足が続いていた製鉄記念広畑病院を統合再編。両病院の患者や職員から募った愛称「はり姫」を付けた。12階建ての病院棟には、44床を備える救命救急センターを配置。集中治療系にも32床を確保するなど、救急医療体制を大幅に強化する。

 新型コロナウイルスなど感染症対応病床も導入。若手医師のために教育研修棟を備え、神戸大や県立大、独協学園と連携して研修や臨床研究を充実させる。

 式典で斎藤元彦知事は「専門性の高い医療を継承し、発展させてほしい」。木下芳一院長は「『良質な医療を良質なチームで』がスローガン。2千人の職員でより良い医療を提供していく」と決意を示した。

 参加者は救命救急センターや手術室、研修棟などを見学。診断と治療を同時にできる「ハイブリッドER」や手術支援ロボット「ダヴィンチ」、VR(仮想現実)を活用した研修用シミュレーターなどを見て回った。

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