神戸新聞で16日からスタートする創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」をPRするキャラバンが4日、兵庫県姫路市の清元秀泰市長を表敬した。
同童話は、2018年に愛媛新聞で始まり、小説家の早見和真さん(松山市在住)が文を、愛媛県今治市出身の絵本作家のかのうかりんさんが絵を担当する。
松山市の道後温泉に暮らしていた主人公のマル(3歳オス)が、愛媛県内を旅し、仲間たちと出会い、別れ、そして恋をする物語。22年1月までに計3シリーズが同紙で掲載された。NHKでアニメも放送され、4月から冒険の舞台は兵庫県へと移る。
マルと対面した清元市長は開口一番「私はネコが大好き」と話し、「世界遺産・姫路城のサクラは今、満開で美しい。日中は『さくらの大回廊』、夜はライトアップされた夜桜が最高。マルもぜひ見ていってほしい」とPR。マルは、愛媛シリーズの絵本をプレゼントしたり、兵庫編の名刺を手渡したりした。(藤原 学)