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現在の「旧網干銀行本店」
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現在の「旧網干銀行本店」
1935(昭和10)年ごろの絵はがきに写る旧網干銀行の建物。近くの火の見やぐらから撮影されたとみられる=姫路市網干区新在家
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1935(昭和10)年ごろの絵はがきに写る旧網干銀行の建物。近くの火の見やぐらから撮影されたとみられる=姫路市網干区新在家
「百年祭」の内容について話し合う河北咲良さん(中央)ら=姫路市網干区新在家
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「百年祭」の内容について話し合う河北咲良さん(中央)ら=姫路市網干区新在家

 姫路・網干が水運の要衝だった名残を地域にとどめる「旧網干銀行本店」(兵庫県姫路市網干区新在家)が完成から100年の節目を迎え、住民らでつくる実行委員会が6月4日、記念行事「あぼし百年祭」を開く。大正期に建てられ、現在はレトロな内外装を生かしたレストランとして利用。「歴史に思いをはせ、網干のこれからの100年も考えたい」といい、若手中心の交流会も企画している。(上杉順子)

 建物は赤れんが造りの2階建てで、銅板ぶきのドーム屋根が印象的。市都市景観重要建築物等に指定されている。実行委によると、1922(大正11)年5月に落成式が執り行われたという。別の銀行としても使われるなどし、70年から45年間は洋装店の店舗に。2019年からはレストラン「旧網干銀行湊倶楽部(みなとくらぶ)」が営業している。

 洋装店の閉店後は数年の空白があった。再利用のきっかけは、網干区出身で、京都大大学院で景観を研究していた河北咲良(さくら)さん(27)=大阪府吹田市=がつくった。建物が売りに出ていることを交流サイト(SNS)で発信したところ、湊倶楽部を経営する現オーナーの目に留まった。

 河北さんは卒業後も網干の景観保全に関わりたいと就職直後の20年、情報発信などを行うグループ「汀(みぎわ)ラボ」を結成。百年祭の実行委は湊倶楽部と汀ラボ、新在家自治会で構成する。

 当日は関係者のみの記念式典の後、湊倶楽部オープン時以来となる建物の内覧会(正午から午後3時)を開く。内覧会の時間に合わせ、近くの町家を改装した店舗や事務所、約500メートル西の「山本家住宅」(同2時まで)も開放される。午後5時からは若手中心の交流会を開き、網干の将来について意見交換する。

 河北さんは「完成から100年の節目に、網干地域のこれからの100年も考えたい。一人でもそういう人が増えればうれしい」と話している。交流会の参加は申し込みが必要。軽食・ドリンク付きで会費3千円。実行委(湊倶楽部内)TEL079・289・5189

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