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3台目の高規格救急車を寄贈した濱本恒男さん(右)=姫路市三左衛門堀西の町、市防災センター
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3台目の高規格救急車を寄贈した濱本恒男さん(右)=姫路市三左衛門堀西の町、市防災センター

 東京在住の医師で「姫路ふるさと大使」を務める濱本恒男さん(70)が、故郷の兵庫県姫路市に高規格救急車1台(約3千万円相当)を寄贈した。31日に受納式があり、濱本さんは「東京にいても、いつも姫路を思っている。救急車が少しでも市民の役に立てばうれしい」と話した。

 濱本さんは高校卒業まで姫路で過ごした。東京都内に内科クリニックを開設し、医療現場の第一線で活躍している。「ふるさとに恩返しをしたい」と、2020年から高規格救急車を毎年1台ずつ寄贈し、今回で3台目となる。

 高規格救急車は自動体外式除細動器(AED)などのほか、救急救命士が行う高度な救命処置に必要な資器材を搭載。今年の1台は姫路西消防署林田出張所に配備され、10日から運用されるという。式では、清元秀泰市長が「市民の命を守っていきます」と謝辞を述べた。(安藤真子)

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