播磨の海の玄関口の魅力を発信する「姫路港ふれあいフェスティバル」が２３日、兵庫県姫路市飾磨区須加の飾万津（しかまづ）臨港公園周辺で開かれる。ご当地アイドルや吹奏楽などのステージイベントや、姫路海上保安部の巡視艇の一般公開もある。（井上　駿）

　姫路港管理事務所などでつくる実行委員会が、新型コロナウイルス禍による中断を経て３年ぶりに開催する。ステージイベントには、ご当地アイドル「ＫＲＤ８」や市吹奏楽団などが出演し、よさこいの披露もある。さばずしやあなご飯など中播磨の特産品販売のほか、女子サッカーチーム「ＡＳハリマアルビオン」の選手らとゲームを楽しむコーナーもある。

　同海保の巡視艇「ぬのびき」や神戸税関の監視艇「こうべ」、神戸港湾事務所の海面清掃兼油回収船「Ｄｒ．（ドクター）海洋」も登場する。

　正午～午後５時。姫路港管理事務所ＴＥＬ０７９・２３５・０１７６

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　実行委は、山陽電車と共催で、明治、大正期に飾磨津（現・姫路港）と生野鉱山（朝来市）を結んだ「銀の馬車道」をたどる約６・５キロのウオーキングイベントを同時開催する。参加無料で申し込み不要。

　午後０時半～同１時の間に、姫路駅南にある南畝（のうねん）公園（姫路市南畝町２）で受け付けし、灘菊酒造や亀山本徳寺などを巡り、ゴールの姫路みなとミュージアムを目指す。山陽電車ＴＥＬ０７８・９４０・５１３２