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水面に映る大天守の姿をプロジェクションマッピングで描かれた波紋が包む=姫路市本町(撮影・大山伸一郎)
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水面に映る大天守の姿をプロジェクションマッピングで描かれた波紋が包む=姫路市本町(撮影・大山伸一郎)
色鮮やかな光に照らされた姫路城三の丸広場=姫路市本町(撮影・大山伸一郎)
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色鮮やかな光に照らされた姫路城三の丸広場=姫路市本町(撮影・大山伸一郎)
歴史絵巻を思わせる影絵の中に来場者が入ることもできる=姫路市本町(撮影・大山伸一郎)
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歴史絵巻を思わせる影絵の中に来場者が入ることもできる=姫路市本町(撮影・大山伸一郎)

 ライトアップされた姫路城大天守が水面に映る。逆さ富士ならぬ逆さ天守の美しさに思わず息をのむ。姫路城三の丸広場(兵庫県姫路市本町)で2日から始まるイベント「鏡花水月(きょうかすいげつ)」は、江戸期の城主たちも見とれたであろう夜の城の姿をイメージした。優しい旋律の音楽に合わせレーザー光線を夜空に放つ演出もあり、幻想的な雰囲気を堪能できる。

 市が来年12月に迎える同城の世界文化遺産登録30年のプレイベントとして企画。関係者向けの内覧会が11月30日夜に開かれた。

 広場には深さ約15センチの水盤を置き、江戸期に三の丸にあったとされる庭園内の池に見立てた。白亜の大天守や石垣が水面に映り込み、往時の風情が楽しめる。空に照射する薄い青や緑の光はオーロラをイメージ。約6万個の発光ダイオード(LED)を使い、光の点滅で水の流れも表現する。

 担当する市観光課の石田智亮(さとあき)さん(45)は「江戸時代の姫路城に思いをはせ、光と音楽の演出に癒やされてほしい」と話す。

 観覧無料。11日まで。荒天中止。午後5時半~9時。同課TEL079・221・1500

(田中宏樹)

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