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田中希実選手(中央)のウオーミングアップを間近で見ながら体を動かす中高生ら=姫路市中地
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田中希実選手(中央)のウオーミングアップを間近で見ながら体を動かす中高生ら=姫路市中地
田中希実選手(中央)のウオーミングアップを間近で見ながら体を動かす中高生ら=姫路市中地
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田中希実選手(中央)のウオーミングアップを間近で見ながら体を動かす中高生ら=姫路市中地
2人のオリンピアンの話に耳を傾ける中高生ら
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2人のオリンピアンの話に耳を傾ける中高生ら

 昨年の東京五輪陸上女子1500メートルで8位に入賞した田中希実選手(23)と、アトランタとシドニーの両五輪に出場した市川良子さん(46)によるランニング体験会が18日、兵庫県姫路市中地のウインク陸上競技場であった。近隣の中高生約90人に向かってトレーニングや食事の大切さについて語った2人。走り終えた後に強く訴えたのは「走ることの楽しさ」だった。

 一流選手から陸上競技の魅力を感じ取ってもらおうと、同市とひめじスポーツコミッションが初めて開いた。小野市出身の田中選手は第1回姫路城マラソンに母の千洋さんと出場した縁があり、市川さんは5千メートルやマラソンで活躍し、現在は姫路市内で陸上スクールを主宰している。

 ランニング前には市勤労市民会館でトークショーが行われ、2人が中高生時代に進路で悩んだことや他競技のアスリートとのエピソードなども紹介。レース前の緊張について、田中選手が「ほどよい緊張は非常に大事。過度なときは私は空を見上げます」などと答えると、学生や保護者が熱心にメモを取っていた。

 その後は競技場に移り、ウオーミングアップやストレッチ、ピッチを上げるビルドアップ走などを中高生と走った田中選手は「みんなと走ると楽しくてペースも上がった。楽しく、長く走り続けてほしい」と笑顔を見せた。

 網干中1年の男子生徒(13)は「テレビで見た通り、田中選手は速かった。学んだことを生かして(田中選手のように)全中(全国中学校体育大会)で優勝したい」と目を輝かせた。(大山伸一郎)

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