姫路

  • 印刷
富士通の司令塔、町田瑠唯(左)の守備をかいくぐる姫路の樋口栞帆=とどろきアリーナ
拡大
富士通の司令塔、町田瑠唯(左)の守備をかいくぐる姫路の樋口栞帆=とどろきアリーナ
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 女子バスケットボール・Wリーグの姫路イーグレッツは6、7日、川崎市のとどろきアリーナで昨季2位の富士通レッドウェーブと対戦した。敵地で65-80、60-81と連敗したが粘り強く善戦。エースから新戦力まで総力を挙げて攻守に奮闘し、地力に勝る格上相手に意地を見せた。

 東京五輪銀メダルの後で米プロWNBAも経験し、絶大な人気を誇る町田瑠唯率いる富士通の本拠地でもひるまなかった。6日は緻密かつ激しい守備で前半を同点で折り返し、7日も出だしの10分間以外はほぼ互角に渡り合った。

 リーグ得点王で、徹底マークをかいくぐりシュートを決め続ける主将の白崎みなみは、このカードも2試合計35得点。今回そこに続く攻撃手段が加わった。アーリーエントリー選手として年末に合流した現役大学生、石牧葵がWデビュー戦とは思えない働きを見せる。多彩なアタックと高確率の3ポイントシュートを武器に2戦で38得点と、愛知学泉大をインカレ4強に導いた攻撃力を存分に発揮。苦しい戦いの中で明るさを失わないチームにも、違和感なく溶け込む。

 リーグ戦も折り返しとなり、参戦初年度の厳しい戦いは続くが伊与田好彦ヘッドコーチは前向きだ。「序盤は起死回生の“魔法”を探し回った時もあったが、今の自分たちができる方法で戦い、勝利と成長を感じるシーズンにしたい」と言い切る。14、15日は敵地秋田でのアランマーレ戦。白鷺集団はチーム一丸、全力で戦う。

姫路はりまスポーツ
姫路の最新
もっと見る
 

天気(9月8日)

  • 33℃
  • 28℃
  • 40%

  • 33℃
  • 25℃
  • 50%

  • 34℃
  • 28℃
  • 20%

  • 34℃
  • 27℃
  • 40%

お知らせ