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激しくボールを奪い合うアストライアの城間美帆(左)とホワイトバックスの板井かんな=滋賀ダイハツアリーナ
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激しくボールを奪い合うアストライアの城間美帆(左)とホワイトバックスの板井かんな=滋賀ダイハツアリーナ

 社会人バスケットボール女子の西日本地域リーグはきょう28日から、愛媛県今治市でシーズン最終節を迎える。ともに播磨に拠点を置くアストライア姫路と播磨ホワイトバックスは、上位チームが出場する「チャンピオンシップトーナメント(3月、群馬県高崎市)」への進出を目指し、負けられない戦いに挑む。

 国内準トップに位置付けられる地域リーグ。8チームが競う西日本地区では現在、ホワイトバックスは5位、アストライアは8位につける。ともに最終2連戦の結果、6位以内に入れば社会人日本一を決める同トーナメントに進出できる。

 今月15日に滋賀県であった両チームの対戦は、意地のぶつかり合いとなった。ホワイトバックスはフォワード大林瑞紀を中心にリズム良くシュートが決まり、1Qを26-21とリード。しかし、アストライアはこの日28得点の一万田沙織(日ノ本学園高出)が内外角自在の攻撃でけん引し、43-41と逆転して折り返した。後半、ホワイトバックスはガードの板井かんなや途中出場のセンター、エラウレ・オディオン・ティナらが奮闘したが、アストライアはガードの城間美帆が激しい守備から速攻を決め、センター立石光もゴール下で得点を重ね、88-72で貴重な勝ちを手にした。

 最終節、ホワイトバックスは4位の紀陽銀行、6位OTCくきやと対戦する。岩村裕美ヘッドコーチは「気負わず、全員で走るバスケットをする中で外角シュートを決めきりたい」と力を込めた。一方、アストライアは3位の鶴屋、6位の今治に挑む。昨秋に膝を故障してリハビリ中のガード稲月智美は「ベンチからの声でチームを盛り上げて、自分たちで雰囲気をつくりあげて勝ちたい」と、最後まであきらめない姿勢をにじませた。

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