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焼き上がった完走者用のメダル=光洋製瓦
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焼き上がった完走者用のメダル=光洋製瓦

 26日に4年ぶりに開催される「世界遺産姫路城マラソン」(神戸新聞社など共催)のフル完走者に贈られる鯱瓦(しゃちがわら)形の記念メダルが焼き上がった。世界文化遺産・国宝姫路城の平成の大修理に携わった職人らが昨年7月から一枚一枚手作りし、半年かけて約8千枚を仕上げた。

 姫路らしいご当地メダルでランナーをねぎらおうと、実行委員会がいぶし瓦を手がける光洋製瓦(兵庫県姫路市船津町)に2017年の第3回大会から依頼している。同社は、姫路城の平成の大修理で、大天守のシンボルである鯱瓦や瓦ぶきを手がけている。

 メダルは、姫路城の鯱瓦を制作した職人の構井俊一郎さん(75)がデザイン。縦約9センチ、横約5センチ、厚さ約1センチで、裏面には大会のロゴマークと開催日を刻印した。粒子を細かくした粘土を型にはめ、へらで形を整えて4日間窯で焼いた。いぶし瓦特有の上品な銀色に仕上がっている。

 メダル作りを担当した同社の笹田裕子さん(38)は「姫路城のシンボルをモチーフにしており、多くのランナーに届いてほしい」としている。

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