バスケットボール女子のＷリーグは４月末に開くオールスターの出場選手を発表し、姫路イーグレッツからは白崎みなみが初めて選ばれた。新規参入で勝ち星になかなか届かない中、突出した得点力で若いチームを引っ張る奮闘が評価された。

　オールスターはファン投票の１０人とリーグ推薦の２０人などが選出される。２６歳の白崎は今季、１試合平均３５分を超える出場時間で２１・９４得点とリーグ首位を独走。日本代表のエースが君臨してきた「得点王」の獲得も現実味を帯びる。

　また同リーグは１１、１２日、代々木第二体育館（東京都）で各世代のトップ選手を集めた「スーパーゲームズ～４ジェネレーションズ」を開催。今夏に世界大会を控える女子Ｕ１９、Ｕ２２の日本代表チームの強化を目的に、リーグからは年齢別の２チームに合計４２人が選出された。姫路からは白崎に加え、持ち前のスピードでスティールランキング６位の吉田沙織と、ゴール下からスリーポイントシュートまで幅広く貢献する樋口栞帆の３選手が選ばれた。