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久しぶりに地元・姫路でコンサートを開く小西達也さん=姫路市飾磨区今在家
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久しぶりに地元・姫路でコンサートを開く小西達也さん=姫路市飾磨区今在家

 兵庫県姫路市のシンガー・ソングライター小西達也さん(60)が、地元では十数年ぶりとなる大規模な一般向けコンサートを18日、姫路キャスパホール(同市西駅前町)で開く。先天性の病気で幼い頃から車いすを使うが、歌うのはオリジナルの「普通のフォークソング」。「障害を直接的には歌わないが、人と違う視点からずっと物事を見てきた経験が曲作りにつながっている」と話す。

 同県豊岡市出身。骨がもろい先天性骨形成不全症で、幼少時から骨折を繰り返した。当時は但馬地域に通える学校がなく、小学校入学と同時に親元を離れ、小中学校時代は神戸市、高校時代は同県たつの市で過ごした。

 中学に進む頃、人気絶頂だった吉田拓郎さんのライブアルバムを聴き、「作詞作曲、歌、トーク、全部1人でやれるんだ」と衝撃を受けた。しかも吉田さんは椅子に座って歌うスタイル。「車いすの自分でも同じことができる」と思った。

 高校生になると1人でギターを持ち、作詞作曲したオリジナル曲を引っさげてステージに上がった。

 京都の大学を卒業後、姫路市で就職した。並行して全国各地の小中学校で、生い立ちを話し、歌を披露する「教育講演会」活動に力を入れてきた。これらの活動に集中するため、1990年に退職。音楽活動のための会社をつくった。

 これまでに手がけた曲は未発表のものも含め、優に100曲を超える。教育講演会でも一般向けコンサートでも、歌うのはすべてオリジナル曲だ。教育講演会では特に、心や命の大切さを歌う。「障害は自分に関係ないことじゃない、と伝える機会になる」

 18日のコンサートでは、大切な人を気にかける気持ちを表現した「心配」をはじめ、入院中のエピソードを歌った「お兄ちゃんはずるい」、自分のペースで進む大切さを見つめた「かたつむり」など15曲を披露する予定。

 一人息子には「お父さんの歌はいい歌やけど、何をしている時に聞いたらいいのか分からない」と言われたという小西さん。「今は『ながら聞き』が主流だけど、僕の歌は聴くことに集中する歌。たまにはゆっくり、歌を聴くだけの時間を過ごされませんか」と来場を呼びかける。

 午後2時開演。一般2500円(前売り2千円)、高校生以下1500円(同千円)、未就学児無料。ゆめぷらんTEL079・235・6185

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