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市は新たなポイント制度に向け、姫路城にちなんだ限定の記念品を開発する=姫路市本町
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市は新たなポイント制度に向け、姫路城にちなんだ限定の記念品を開発する=姫路市本町

 兵庫県姫路市は2023年度、ふるさと納税の返礼品として市独自のポイントを付与する制度を新たに導入する。姫路城にちなんでポイントの単位は「石(こく)」とし、一定数に達すれば記念品を贈る。市外から姫路に継続して寄付をする人を増やし、姫路城の新たなファン獲得にもつなげる。

 市地方創生室によると、ふるさと納税の寄付額は右肩上がりで推移。2020年度の7100万円から21年度は1億7800万円に急増し、22年度は12月に前年度の寄付額を超えた。一方、21年度は市民が市外の自治体に寄付したことによる市税収入の減少が3億2400万円に上った。

 市は新たな制度に向け、姫路城に関連する記念品を開発する。ポイントには有効期限を設けず、累積した「石高(こくだか)」に応じて記念品を贈り、城にちなんだ称号を与えることも検討している。また、市民は返礼品を受けられないため、イベントなどへの参加で「石」を集め、同じ記念品を受けられる仕組みを整備する。

 市はシステム改修費として、23年度の当初予算案に700万円を計上した。同室の山内真知子主幹は「ふるさと納税を通して長くまちとつながるファンをつくり、姫路に関わる『関係人口』の増加につなげたい」と話した。

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