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前半34分、先制点を挙げたASハリマの内田美鈴(右)と両手を広げて喜ぶ千葉園子(左)=ウインク陸上競技場
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前半34分、先制点を挙げたASハリマの内田美鈴(右)と両手を広げて喜ぶ千葉園子(左)=ウインク陸上競技場
試合前、トルコ地震の犠牲者らに黙とうするASハリマの選手たち=ウインク陸上競技場
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試合前、トルコ地震の犠牲者らに黙とうするASハリマの選手たち=ウインク陸上競技場

 サッカー女子なでしこリーグ1部のASハリマアルビオンは18日、本拠地ウインク陸上競技場(兵庫県姫路市中地)でニッパツ横浜FCとの今季開幕戦に臨み、1-1で引き分けた。昨季得点王のFW千葉園子のアシストを受け、4季ぶりに復帰したFW内田美鈴が先制点を奪取。すぐに同点とされ、その後も猛攻を受けたが、守り切って勝ち点1をつかみ取った。

 2トップの絶妙のコンビネーションが光った。前半34分、ハーフウエーライン付近から出たボールを千葉が反転しながら前線のスペースに送ると、内田が相手守備陣より一瞬早く反応。ドリブルで運び、GKの股間を抜く技ありのシュートを右足で決めた。

 ピッチ外でも仲が良いという同学年の2人。千葉が「あうんの呼吸だった」と得点シーンを振り返れば、内田も「必ずパスが出てくると信じていた」。内田にとって、ニッパツ横浜FCは昨季まで3年間在籍した古巣。「成長させてくれたチームに恩返しができた」と喜んだ。

 昨季終盤を9連勝で終え、迎えた今季開幕戦。昨年、守備陣を引っ張った阪中澪や杉田めいらが故障で離脱している中、後半はシュート5本を浴びるもチーム一丸となってしのいだ。

 試合後、内田は「今年から(選手が)勢いづく声援がスタンドに戻ってきた。今シーズンは勝ちを一つでも多くできるよう頑張る」と観客席に向かって宣言。悲願のリーグ優勝に向け、確かな一歩を踏み出した。(辰巳直之)

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