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自閉症への理解を呼びかけるため青く照らされた姫路城=姫路市本町
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自閉症への理解を呼びかけるため青く照らされた姫路城=姫路市本町

 国連が定めた「世界自閉症啓発デー」の2日夜、自閉症をはじめとする発達障害への理解を広めようと、世界文化遺産・国宝姫路城がシンボルカラーの青色にライトアップされた。夜桜のそばで青く染まった大天守が浮かび上がった。

 自閉症は対人関係の構築やコミュニケーションを苦手とする発達障害の一つ。自閉症の子を持つ親らでつくる「ライト・イット・アップ・ブルー姫路実行委員会」が啓発行事として2015年から実施している。

 午後6時半、姫路駅前では、姫路城に向けて青い服に身を包んだ実行委のメンバーによるパレードが出発した。日が沈むとライトアップが始まり、多くの人が足を止めた。実行委の鵜野初美さん(64)は「コロナ禍の先行き不安で、閉じこもってしまった当事者もいる。多様な形で支援を呼びかけたい」と話していた。(地道優樹)

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