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山陽特殊製鋼陸上競技部に今春加入した北野開平選手(左)と片山直人選手=ウインク陸上競技場
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山陽特殊製鋼陸上競技部に今春加入した北野開平選手(左)と片山直人選手=ウインク陸上競技場

 兵庫・姫路を拠点に活動する実業団チームの山陽特殊製鋼陸上競技部に今季、4年ぶりに新人選手が加入した。姫路出身で帝京大(東京)在籍時に東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)に2度出場した北野開平選手(22)と、広島出身で環太平洋大(岡山市)4年時に日本選手権男子1500メートルで9位に入った片山直人選手(22)。大学時代に実績を残してきた2人が加わることになった。(井上 駿)

 北野選手は飾磨西中から強豪の須磨学園高(神戸市)に進んだ。高校時代は伸び悩んだが、大学進学後に自分で練習メニューを考えて主体的に取り組むようになり輝きを取り戻した。ハーフマラソンで1時間2分40秒の自己記録を持ち、今秋にも初のフルマラソンに挑戦する予定だ。「粘り強い走りが持ち味。フルで結果を残し、地元に恩返しをしたい」と先を見据える。

 中距離専門の片山選手は、1500メートルで日本学生歴代12位の3分40秒90の自己記録を持つ。6月にヤンマースタジアム長居(大阪市)で開幕する日本選手権に出場を予定している。「まずは日本選手権で8位以内を目指す。将来的には五輪出場を狙いたい」と目標を掲げ、「スタミナのある北野選手と一緒に練習して強みを吸収したい」と話す。

 同部の所属選手は2人が加わることで計5人となった。篠藤淳コーチ(38)は「将来性のある2人を獲得できた。全国規模の大会にもどんどん出場するので、ぜひ応援の声を寄せてほしい。地域貢献活動にも力を入れたい」と語る。

 選手の活躍は同部のツイッター(@sanyo_steel_run)で発信している。

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