北陸産の食材や郷土料理を並べるホテル日航姫路のバイキング。売り上げの一部を寄付する=姫路市南駅前町
北陸産の食材や郷土料理を並べるホテル日航姫路のバイキング。売り上げの一部を寄付する=姫路市南駅前町

 加賀野菜など北陸産の食材を使った料理を並べ、売り上げの一部を能登半島地震の被災地に寄付するバイキングフェアが、ホテル日航姫路(姫路市南駅前町)のレストラン「オールデイダイニング セリーナ」で開かれている。金沢の郷土料理「治部煮」や福井名物「サバのへしこ」なども味わえ、担当者は「北陸を食べて応援してほしい」と呼びかける。

 同ホテルは昨秋、今年3月からのバイキングのテーマを「東海・北陸フェア」に決定。元日に発生した同地震を受け、被災地の復興支援を前面に打ち出すことにした。

 ランチとディナーで料理を一部入れ替え、多彩なメニューを提供する。石川県で水揚げされた通称「ガスエビ」は唐揚げにし、福井産の養殖サーモンのマリネも楽しめる。富山のご当地グルメで、しょうゆベースの黒いスープが特徴の「ブラックラーメン」もある。