夏の全国大会で上位入賞を果たした姫路市の中学生たちが、市役所を訪れ、清元秀泰市長に報告した。全国中学校ソフトテニス大会の男子個人(ダブルス)で、クラブチーム「姫路ふぁみりークラブ」の前田蒼生(そう)さん(飾磨東中3年)と石田夏稀さん(飾磨西中3年)が準優勝。同クラブのメンバーは男子団体で3位、女子個人で5位に入る快挙を達成した。全国中学生空手道選手権大会では藤田埜瑠(のえる)さん(灘中2年)が女子個人組手で準優勝した。(井上 駿)
同クラブは、運動部活動の地域移行を見据えて2年前に発足。大津中の上野敦史教諭や山陽中の松原岳弘教諭らが指導を手伝う。
昨年の全国大会では、前田さん・荻谷侑磨さん(現・高田商業高1年)が男子個人を制覇。今季はネット際のプレーが得意な石田さんが前衛で、後衛の前田さんが相手の意表を突く球筋で自分たちのペースに持ち込み、快進撃を続けた。