兵庫県宍粟市産のヒノキを使い、酒だるの形に仕上げた宿泊客向けのサウナが25日、姫路市広嶺山のホテル「セトレハイランドヴィラ姫路」にオープンする。露天風呂を併設し、利用客は標高約300メートルから姫路の街並みを見下ろせる。地域の伝統産業の製品を伝えたり、ハーブの香りを楽しんだりできる貸し切りサウナも用意し、非日常の空間で心身の疲れをほぐしてもらう。(田中宏樹)
■標高300メートルからの景観も堪能
同ホテルは2022年3月に誕生したサウナを備えた客室が人気を集める。ホテルの魅力を高め、姫路に滞在する観光客の増加につなげようと改装を判断。新型コロナ禍で利用客が減った宴会場を、計4部屋のサウナに一新させた。