テキサス州で行われた米移民・税関捜査局(ICE)に対する抗議デモ=1月30日、ヒューストン(ロイター=共同)
 テキサス州で行われた米移民・税関捜査局(ICE)に対する抗議デモ=1月30日、ヒューストン(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米南部テキサス州の連邦地裁は1月31日、同州の施設に収容されている南米エクアドル出身の5歳の男児と父親を釈放するよう命じた。男児を巡っては、中西部ミネソタ州ミネアポリス郊外で移民・税関捜査局(ICE)の捜査官に拘束された際の写真が公開され、トランプ政権の強硬手法に批判が高まっていた。

 地裁判事は「子どもにトラウマ(心的外傷)を与えることも顧みず、浅はかで無能な方法により日々の強制送還ノルマを達成しようとしたことが根源にある」と痛烈に非難した。

 この判事は1月26日、男児と父親の国外追放や他地域への移送を禁じる命令を出していた。