小野こども園の入園式で、記念撮影する保護者ら=小野市黒川町
小野こども園の入園式で、記念撮影する保護者ら=小野市黒川町

 小野市黒川町の小野保育所が4月から、幼保連携型認定こども園「小野こども園」となり、保育園部に加えて幼稚園部ができた。子どもの数が多い小野地区で初めての認定こども園。共働き家庭の増加とともに長時間保育を望む保護者が増える中、幼稚園と同様の教育を望む保護者の希望にも応える。幼稚園部には定員に余裕があり、同園は「地域住民に周知したい」としている。(坂本 勝)

 同地区は小野、小野東両小学校の校区で、市の中心部に位置する。小野保育所は1971年度に設立され、社会情勢の変化を受けてこども園となり、今月1日に入園式が開かれた。

 定員は市内最多の210人で、内訳は幼稚園部15人、保育園部195人。職員は37人、うち保育教諭は32人で「たくましく心情豊かな子ども」の成長を手助けする。