県立考古博物館加西分館・古代鏡展示館で展示されている四神十二支紋鏡(県立考古博物館加西分館提供)
県立考古博物館加西分館・古代鏡展示館で展示されている四神十二支紋鏡(県立考古博物館加西分館提供)

 干支(えと)の巳(み)、ヘビにちなんだ古代鏡の冬季スポット展示が、加西市豊倉町の県立考古博物館加西分館・古代鏡展示館で開かれている。干支の鏡を紹介するのは毎年恒例で、今回は7世紀の「四神十二支紋鏡(ししんじゅうにしもんきょう)」をクローズアップ。当時の中国の小説には、鏡が妖怪の大蛇を退治するエピソードがあり、この鏡も実は、そんな役割を担っていたのかも-。(金井恒幸)