阪神・淡路大震災から30年となる17日を前に、弟2人を亡くした震災語り部の柴田大輔さん(37)=神戸市長田区=が小野市大島町の小野南中学校で講演した。小学1年時に被災し、倒壊した自宅から約6時間後に救出された経験を振り返り「たった1回の出来事、一瞬で何もかもを失った。災害を乗り越えるため防災意識を高め、人と人のつながりを持つことが大事」と全校生約300人に呼びかけた。(坂本 勝)
阪神・淡路大震災から30年となる17日を前に、弟2人を亡くした震災語り部の柴田大輔さん(37)=神戸市長田区=が小野市大島町の小野南中学校で講演した。小学1年時に被災し、倒壊した自宅から約6時間後に救出された経験を振り返り「たった1回の出来事、一瞬で何もかもを失った。災害を乗り越えるため防災意識を高め、人と人のつながりを持つことが大事」と全校生約300人に呼びかけた。(坂本 勝)