「かめのおまわりさん」とパトカーの和菓子=小野市敷地町
「かめのおまわりさん」とパトカーの和菓子=小野市敷地町

 道交法施行令の改正に伴い、9月1日から住民が日常的に使う「生活道路」の法定速度が時速30キロに引き下げられることを周知しようと、兵庫県警小野署と同県小野市敷地町の和菓子店が新作菓子「かめのおまわりさん」を共同製作した。「時速30キロ以下」の標識を甲羅に載せたかわいいカメが、にっこりと笑う。市安全安心パトロール(青パト)隊の協力も得て「狭き道広い心でゆっくりと」と法定速度の順守を訴える。

 「彩菓工房もちの実」の神榮聡店長が同署交通課の依頼を受けて作った。住民や通行者の安全確保に向け、生活道路の法定速度を60キロから30キロに引き下げる趣旨に応じて同署員が考案。カメがお巡りさんの帽子をかぶり、道路標識を背負ってゆっくり進むイメージを伝えた。

 神榮さんは「今春には観光名所の鴨池のカモをイメージしたお巡りさんとパトカーの和菓子を作り、好評だった。『かめのおまわりさん』も安全運転につながれば」と期待。同署の紙田夏樹交通課長は「生活道路での速度順守を訴える小野高校放送部員の声を録音し、青パト隊の巡回時に流す予定。歩行者や自転車、車が混在する生活道路では速度を落とし、安全運転に努めて」と呼びかける。

 同店は1~30日、今春の全国交通安全運動の際に依頼を受けて作ったパトカーの和菓子とともに各302円で販売する。月曜定休。同店TEL0794・69・0031

(坂本 勝)