29日午後、兵庫県西宮市の無職女性(47)が「SNS(交流サイト)で知り合った相手に現金約1463万円をだまし取られた」と西宮署に届け出た。同署は詐欺事件として調べる。
同署によると、女性は7月13日、SNSで知り合った相手から副業を勧められ、SNS上に仮想店舗を設立したと説明された。LINE(ライン)でやりとりする中で商品を購入するための代金を立て替えるよう求められ、9月23日までに計7回、指定口座にインターネットバンキングなどで現金を振り込んだという。
資金が足りなくなり、副業をやめようとしたところ、閉店のための保証金の支払いを求められ、不審に思って同署に相談した。