大阪高裁=大阪市北区西天満2
大阪高裁=大阪市北区西天満2

 兵庫県多可町で昨年8月に交際相手の女性=当時(37)=を殺害したとして、殺人と銃刀法違反の罪に問われた西脇市の元看護師、朝見健太被告(36)は、拘禁刑19年を言い渡した一審神戸地裁姫路支部判決を不服として、大阪高裁に控訴した。23日付。

 一審判決は昨年8月8日、女性宅で、包丁で女性の腹部を1回突き刺して失血死させたと認定した。玄関に事前に購入した包丁を隠し置き、別の部屋から女性を誘い出して殺害。包丁は腹部を貫き、背中越しのドアにも刺さっていたことなどから強固な殺意による計画的な犯行と判断した。

 弁護側は犯行直後に自身で110番し、止血措置を施したなどとして拘禁刑10年が相当と主張していた。検察側の求刑は拘禁刑18年で、これを1年上回る判決だった。