住友ゴム工業(神戸市中央区)が14日発表した2023年12月期連結決算(国際会計基準)は、売上高が過去最高を更新し、タイヤ事業の売り上げが初めて1兆円を超えた。前年に落ち込んでいた利益も急回復し、純利益は前期比3・9倍の370億円となった。高騰していた海上輸送費が落ち着いたため、高価格帯のタイヤが主力の北米市場の利益を押し上げた。スポーツ事業も好調で過去最高益を記録した。(石川 翠)
住友ゴム工業(神戸市中央区)が14日発表した2023年12月期連結決算(国際会計基準)は、売上高が過去最高を更新し、タイヤ事業の売り上げが初めて1兆円を超えた。前年に落ち込んでいた利益も急回復し、純利益は前期比3・9倍の370億円となった。高騰していた海上輸送費が落ち着いたため、高価格帯のタイヤが主力の北米市場の利益を押し上げた。スポーツ事業も好調で過去最高益を記録した。(石川 翠)