神戸市内の税務署別の最高路線価で、前年からの上昇率が最も高かった大開通り周辺=兵庫区
神戸市内の税務署別の最高路線価で、前年からの上昇率が最も高かった大開通り周辺=兵庫区

 国税庁が1日発表した2024年分(1月1日時点)の路線価。神戸市内の5税務署別の最高路線価は、神戸、灘、兵庫、長田の4地点で昨年に続き上昇し、須磨は横ばいとなった。昨年の新型コロナウイルス感染症の5類移行を受け、商業地の人出が増加。回復基調が鮮明になり、マンションなどの住宅需要の強さも背景にあるとみられる。

 県内最高価格だった三宮センター街(中央区三宮町1)は1平方メートル当たり532万円。前年比6・4%プラスで上昇幅も広がった。