六甲山の尾根を歩く参加者(神戸市提供)
六甲山の尾根を歩く参加者(神戸市提供)

 六甲山系の尾根を1日かけて歩く「六甲全山縦走・半縦走大会」が11月10日に開かれる。1975年に始まり、今年は50回目の記念大会となる。全山縦走の公称総距離は約56キロにも及び、考えるだけでも息が切れそうだが、これまで16万人以上が己との闘いに挑んできた。どうしてこんなにもユニークな大会が生まれたのか。その歴史をひもといてみた。(門田晋一)