映画のワンシーン。ナビゲーターのmayuさんが神戸空襲や阪神・淡路大震災の写真を手に歴史を振り返る(提供)
映画のワンシーン。ナビゲーターのmayuさんが神戸空襲や阪神・淡路大震災の写真を手に歴史を振り返る(提供)

 開港後の神戸と映画館の歩みを描いた資料映画「神戸-都市が囁(ささや)く夢」の劇場版が完成した。製作を手がけた「神戸活動写真倶楽部・商会 港館」代表の衣笠竜屯(りゅうとん)さん(60)=神戸市東灘区=は「映画館とまちの歴史をたどり、地続きにつながる現代神戸の魅力を多くの人に知ってもらいたい」と作品をPRする。(久保田麻依子)