東京マラソンの感想などを語る大迫傑さん(左)と鈴木健吾さん=大丸神戸店
東京マラソンの感想などを語る大迫傑さん(左)と鈴木健吾さん=大丸神戸店

 昨年12月、男子マラソンの日本記録を更新した大迫傑(すぐる)さん(34)が、神戸市中央区の大丸神戸店であったトークショーに出演した。前日本記録保持者の鈴木健吾さん(30)とともに、日本人選手のワンツーフィニッシュを決めた今月1日の東京マラソンの話題で盛り上がった。(村上貴浩)

 大迫さんのスポンサーで、金製品の製造販売などを手がけるSGC(東京)が主催。大丸神戸店での「大黄金展」(終了)に合わせて今月5日、日本記録更新を祝う純金製の表彰状の贈呈式を開いた際にトークショーも企画した。

 東京マラソンでは、日本人選手として大迫さんがトップ、鈴木さんが2番手に入った。3カ月弱という短い準備期間で臨んだ大迫さんは「体の状態も仕上げられて、最低限の良い走りができた」とうなずいた。

 鈴木さんは「(大迫さんと)最後まで競り合えて光栄だった」と振り返った。レースの途中でドリンクを落としたが、大迫さんから回してもらったといい、「かみしめながら飲みました」と笑顔を見せた。

 昨年12月、スペインの大会で日本新記録の2時間4分55秒を達成した大迫さん。純金製の表彰状をSGCの土屋豊名誉会長から手渡された。大迫さんは「鈴木選手や若いアスリートとともに、世界との差を縮めるために活動していきたい」と抱負を語った。

 会場には、米大リーグで活躍する大谷翔平選手の等身大黄金像が展示されており、大迫さんが「何で僕のはないのかな」と笑いを誘う一幕も。土屋名誉会長は「ロス(オリンピック)でメダルを取ったら作りましょう」と宣言し、会場を沸かせた。