86歳になっても第一線で創作を続ける造形作家の新宮晋さん(三田市)が、現在の取り組みや今後について話す催しが、県立有馬富士公園にある「風のミュージアム」(尼寺)で開かれた。約30人が参加し、新宮さんが生み出したキャラクター「サンダリーノ」にまつわる物語などに聞き入った。

 三田のまち全体を博覧会場に見立て、さまざまな団体が各地で体験イベントを開いた「さんだまち博」の一環。在阪企業の女性管理職らでつくる「万博サクヤヒメ会議」が主催した。

 サンダリーノは時空を超えて地球にやってきた宇宙人。飛び出すポップアップ絵本を日仏伊の3カ国語で出版し、続編や小説も構想している。9月末には有馬富士公園内に3・5メートルあるモニュメントが登場した。