三田市社会福祉協議会はこのほど、ひとり親など経済的に困窮する子育て世帯を対象に、子どもの習い事や部活動についてアンケートを実施した。その結果から、金銭的な事情や送迎する時間がないなどの理由で、子どもの希望するスポーツクラブや塾などに通わせられていない状況が明らかになった。(黒田耕司)
市社協が新型コロナウイルス禍の2020年から「さっちゃんのまごころお福分けネットワーク」と題して行っている支援プロジェクトの一環。市民らが寄付した食料品や文具を年に3回無償で困窮家庭に提供しており、同時に利用者の声を聞こうとアンケートを行っている。