店内には世界を旅して描いた風景画やボディビルダーの仲間の写真を飾る=福崎町南田原
店内には世界を旅して描いた風景画やボディビルダーの仲間の写真を飾る=福崎町南田原

 日本遺産「銀の馬車道」沿いの福崎町南田原に4月、古民家カフェ「銀の馬車道 カッパ」がオープンした。店主は姫路市などで長年、ボディビルダーら向けのフィットネスジム「アメリカンヘルスクラブ」を開いてきた西川稔さん(78)。トレーニングなどで赴いた世界各地で教わった健康的なメニューを提供し、出合った景色を絵にして飾る。西川さんは「20カ国の思い出を楽しんで」と呼びかける。(喜田美咲)

 西川さんは同市出身。水泳で東京の大学に推薦入学後、米国人コーチの影響で、競技よりウエートトレーニングに没頭するように。ボディビルダーの雑誌を買いあさり「たくましくなった体で街を歩くと、集まる視線が気持ち良かった」。大学4年の時に神奈川県大会4位にまでなった。

 卒業後間もない1968年に地元でジムを始め、トレーニングの技術を学ぶため米国へ。現地のビルダーが集まるベニスビーチに行くと、雑誌で見た有名選手にも臆することなく声をかけ、一緒に鍛えられる仲になったという。