8年ぶりの選択の機会に市民は「継続」を望んだ。宍粟市長選、市議選は27日投開票され、市長選は現職の福元晶三氏(71)が4選を決めた。福元氏は、総事業費約198億円が見込まれる公立宍粟総合病院の新築移転計画を推進し「地域医療を守る」と強調。3期12年市政を率いた実績も訴え、三つどもえの戦いを制した。いずれも新人で元同市議の大畑利明氏(72)、元自動車整備業の赤硲(あかさこ)康之氏(46)は「市政の刷新」を掲げたが、浸透しなかった。投票率は70・25%で、市発足後の最低を更新した。
8年ぶりの選択の機会に市民は「継続」を望んだ。宍粟市長選、市議選は27日投開票され、市長選は現職の福元晶三氏(71)が4選を決めた。福元氏は、総事業費約198億円が見込まれる公立宍粟総合病院の新築移転計画を推進し「地域医療を守る」と強調。3期12年市政を率いた実績も訴え、三つどもえの戦いを制した。いずれも新人で元同市議の大畑利明氏(72)、元自動車整備業の赤硲(あかさこ)康之氏(46)は「市政の刷新」を掲げたが、浸透しなかった。投票率は70・25%で、市発足後の最低を更新した。