上郡町長選の投開票から一夜明けた３０日、再選した梅田修作氏（５６）が町役場で会見し、抱負を語った。三つどもえの論戦を「若葉マークの町長だったが、（有機農業の推進を地域ぐるみで表明する）オーガニックビレッジ宣言など、４年間のチャレンジが評価された」と総括。２期目の目標として「子どもや働き盛り世代をもっと応援する町」「高齢者が安心して幸せを実感できる町」を掲げた。（佐藤健介）
－選挙戦を振り返って。
「各地域で共通したのは、担い手不足の問題だった。高齢化が進み、やるべきことができていない。例えば農業なら、デジタル技術を取り入れる必要があるが不十分だ。田んぼの水を攪拌（かくはん）する機械の導入や、獣害対策にも注力したい」
