与党議員を5期務め、副大臣を2度経験し、「いろんな意味で、できることが増えてきた」。率直な実感だ。政策に踏み込み、自分で判断して役所を動かす。スムーズに進むよう、関係各所の落としどころを見つける。仕事の見通しを立てられるようになった。
党厚生労働部会長や衆院厚生労働委員長を務め、社会保障制度改革に力を入れた。レアアース(希土類)の中国依存脱却に取り組み、米国との関税交渉も担った。「中国に弱みを握られない自立した経済圏、そして日本の強みを持たなければならない」と語る。
理系出身だが、博士号取得の際に西洋哲学を学び、プラトンの偉大さを知った。英国の保守思想家マイケル・オークショットに強い影響を受けた。
「左寄り」と誤解されることがあるというが、「古いものを守ればいいというだけでは、時代に合わない。新しい知識を生み出すのには、過去の経験を生かし、漸進(ぜんしん)的(順を追って)に更新することに、保守思想の本来の姿がある」。保守を自認する政治家としての信念だ。(土井秀人)
【メモ】東北大時代は美術部に所属。選挙ポスターやチラシ、街宣車の看板、新聞広告、選挙公報まで自らデザインを手がけ「いろいろ勉強して、駅とかでもポスターを見まくっている」。高市首相は松下政経塾の先輩で「総裁選の時もよく電話がかかってきた」と明かす。
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