豚熱が確認され、養豚場で始まった殺処分の様子=22日、南あわじ市内(兵庫県提供)
豚熱が確認され、養豚場で始まった殺処分の様子=22日、南あわじ市内(兵庫県提供)

 兵庫県南あわじ市の養豚場で家畜伝染病の豚熱(CSF)感染が22日に確認された。この養豚場で飼育される約650頭の殺処分は24日午前9時までに、35%に当たる225頭が終わった。兵庫県内の養豚場での豚熱感染は、1989年に上月町(現佐用町)で確認されて以来、34年ぶり。豚熱の危険性や対応策、流通への影響について、県畜産課の担当者に聞いた。(三宅晃貴)