イメージ(mapo/stock.adobe.com)
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 インターネット上の悪質な差別的書き込みを監視する「モニタリング」が、2024年度から兵庫県内全41市町で実施される見込みとなった。県も含め全自治体が部落差別や外国人へのヘイトスピーチなどを監視することになるが、交流サイト(SNS)上の書き込みは、要請してもなかなか削除されないなど課題もある。

 モニタリングは、匿名掲示板やSNSなどで差別用語などを検索する。悪質であれば、サイト管理者やプロバイダー(接続事業者)に削除を要請したり、神戸地方法務局に通報したりする。