兵庫県は15日、県内198の定点医療機関が5~11日の1週間に報告した新型コロナウイルス感染者が1810人で、1医療機関当たり平均9・14人だったと発表した。前週と比べて0・84倍となり、12週ぶりに減少した。
政令・中核市ごとの定点当たりの平均は、神戸市=7・44人▽姫路市=9・84人▽尼崎市=6・40人▽西宮市=5・71人▽明石市=10・36人-だった。
14日午前0時時点の入院患者は前週より39人多い705人、うち重症者は3人減って14人となった。
一方、県内のインフルエンザ感染者は1医療機関当たり平均26・67人で、前週比1・02倍となり、5週連続で増えた。姫路市(平均46・53人)などで警報レベルの30人を超えている。県内学校園の学級閉鎖などは前週比9件減の685件だった。(井川朋宏)