神戸新聞で連載した創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」の兵庫編第2シリーズ「マルの真夏のプレゼント」の絵本(京阪神エルマガジン社)の重版が決まった。4月下旬の発売後、絵本としては異例のスピード重版となった。
■天空の城、闘竜灘など美しい景色も
同シリーズは昨年4月~今年1月に神戸新聞で計37回連載。太った体形のことをからかわれ、「学校に行きたくない」と涙をこぼすケンタと西宮市内で出会った雄猫のマルは、ケンタに“勇気”のプレゼントを贈ろうと兵庫県内を奔走する。
天空の城・竹田城跡(朝来市)▽闘竜灘(加東市)▽旧加古川図書館(加古川市)▽沼島(南あわじ市)-など県内の美しい景色が優しいタッチで描かれ、ご当地ゆかりのキャラクターたちとの出会いを通じたマルの成長が描かれている。
兵庫編1作目の「マルのはじまりの鐘」に続く重版。絵本は県内の主要書店や神戸新聞オンラインストア「LIVE STORE 得ダネ(ここをタップ)」、神戸新聞販売店で販売している。A4判80ページ。税込み2500円。(藤原 学)
























