大雨で濁流となった芦屋川=28日午後、芦屋市業平町(撮影・風斗雅博)
大雨で濁流となった芦屋川=28日午後、芦屋市業平町(撮影・風斗雅博)

 記録的な豪雨が相次ぐ中、兵庫県内の自治体が学校の休校の判断で苦慮している。5月28日の大雨では多くの小中高校が休校となったが、尼崎市など一部の自治体は警報が午後に出され、授業の切り上げや部活の中止などの対応に追われた。地域によって警報発令に「時差」があるのは、雨雲の動きに加え、土砂災害の危険度に違いがあるためだが、保護者からの苦情もあり、模索が続いている。