駅前のバス乗り場には長蛇の列ができた=28日午前7時36分、阪急西宮北口駅前
駅前のバス乗り場には長蛇の列ができた=28日午前7時36分、阪急西宮北口駅前

 27日午後から28日午前にかけ、兵庫県西宮市高松町の阪急電鉄西宮北口駅で停電が発生し、阪急は28日始発から神戸線と伊丹線、今津線、甲陽線の運転を見合わせた。普通電車は午前8時から、特急電車は午前10時過ぎから運転を順次開始したが、上下計296本が運休し、通勤・通学客ら約12万5千人に影響した。

 阪急電鉄によると、27日夕、西宮北口駅に隣接する電気設備の故障が原因で停電し、午後4時過ぎから神戸線と今津線で15分間運転を見合わせた。仮復旧後に運転を再開したが、本格復旧に向けた夜間作業で別の不具合が見つかったという。復旧作業は28日の始発に間に合わなかった。不具合の原因は調査中という。