各地の事例が報告された「これからの中間支援を考えるシンポジウム」=神戸市中央区橘通3
各地の事例が報告された「これからの中間支援を考えるシンポジウム」=神戸市中央区橘通3

 市民や地域の活動支援に関わる団体などが集まり、「これからの中間支援を考えるシンポジウム」が9日、神戸市中央区の市男女共同参画センターで開かれた。桜井常矢・高崎経済大教授(社会教育学)が代表を務める「中間支援機能に関する研究会」が、全国5カ所で開く公開シンポの3回目。オンラインを含め約640人が参加した。(田中真治)

 桜井教授は冒頭、「事業活動が目的化している」と問題提起。地域課題を顕在化・共有化し、事業につなげるプロセスを大事にすべきだと訴えた。