学校での事故やいじめ、体罰などで子どもを亡くした遺族らでつくる「全国学校事故・事件を語る会」のシンポジウムが、兵庫県立のじぎく会館(神戸市中央区)で開かれた。オンライン含めて約50人が参加し、子どもたちを守るスクールソーシャルワーカー(SSW)の現場での取り組みや今後の課題、事故後にとった対応などを共有。再発防止と子どもの命が奪われない社会にすることを誓い合った。
■SSWの取り組みや対応共有
SSWは、いじめや不登校など、子どもを巡る問題が複雑化する中、学校や保護者、関係機関との間で動く福祉の専門家。